2008年02月20日
和紙を漉く (土佐典具帖紙) 6
「蜻蛉(かげろう)の羽」 と称される 「土佐の典具帖紙」です
この薄さ 職人技ですねえ・・・
日本独特の 「流し漉き」の技術。
これからも ず~っと伝えられていく事を願います。
とても地道な作業。
毎日こつこつと積み重ねていく作業。
職人技って ホントすごい!!
尊敬です
そういえば NHKの「ちりとてちん」で 塗り箸職人のおじいさんが
「今まで積み重ねていったものが 綺麗な模様になって出てくるんじゃ」
って言ってました。
思わず 「う~ん」 と唸ってしまった深いお言葉でした。
余談ですが 「ちりとてちん」のオープニングで流れる絵 とっても
綺麗!! いつも じ~っと見てしまいます。
和紙を漉く(流し漉き ネリ)編でご紹介した 「ネリ」のトロロアオイは
この濱田さんの家で 撮らせていただいた写真です。
自然の植物だけで作られた手漉きの和紙。
手間もかかるし 大量生産はできないけど
薬品を使わず 自然のものだけで作られた紙は 中性で劣化しにくい。
1000年以上前の紙が残っているのですから 驚きです
自然の恵みですね