2009年03月30日
でたぁ~!! 三椏くん
今年のお正月に お客様からいただいた
「三椏(みつまた)」 の苗

2本あったので そお~っと根を切らない様に離し
Teepee前の花壇に植えました。
それからずっと変化なし。
時々軽く叩いて 「お~い!大丈夫ですかぁ?」
と呼びかけても変化なし。
2つに分けない方が良かったのかなあ・・・
そして約3ヶ月。 先週の大雨の翌日に
新芽が動き出したのを発見しました

でたぁ~



今日も 元気に育ってます

ところで この三椏(みつまた)くんとは 何者なのかというと・・・
和紙を作る原料として使われている とても大切な木なのです。
皮から取り出した繊維で 和紙を作ります。
<楮(こうぞ) 三椏(みつまた) 雁皮(がんぴ) が代表的な和紙の原料です

三椏は 枝が三又(3つに分かれる)になるので この名前が付きました。
そして 春の訪れを待ちかねたように 一足先に淡い黄色の花を一斉に開きます。
万葉歌人は 「サキサク」 と詠んだそうですよ

←数年前に紙漉き体験に行き いただいて来ました。
右側は 皮を剥いた後の白木です。
これはまだ咲き始め。 葉がでる前に花を咲かせる
三椏は 黄色い鞠をいっぱい付けたみたいで
とっても可愛いんですよ

「みつまた」が紙の原料として表れる最初の文献は 1598年 徳川家康が
伊豆修善寺の製紙工にミツマタの使用を許可した公文書だそうです。
その後 明和年間以後 甲斐や駿河で三椏を使った和紙(駿河半紙)が
本格的に作られたのだとか。
「三椏」は この静岡の地で 昔から親しまれていたんですね。
そして 三椏は なんと紙幣の原料

明治に入ると 紙幣用の紙として 栽培の容易な三椏を原料に研究され
明治12年 日本の紙幣に使われるようになりました。
今日まで 繊細で光沢のある三椏の紙幣は その優秀性を世界に誇っています

「三椏」を育てて その繊維から紙を漉く・・・
めざせ!! 自給自足?のペーパーショップ
