2008年02月14日
和紙を漉く (木を切る) 1
日本全国に 最強の寒波到来
ここ静岡市にはは降ってこなかったけど 寒かったですよねえ。
ニュースで あの温暖な伊豆の河津町にが降っているのを見て
びっくりでした
大雪が降ると いろいろな苦労があるとは思いますが
やっぱり 冬は寒くなきゃ!!
冬じゃないとできない事だって いっぱいありますよね。
(便利になった今は 年中OKのものも多いのかな・・・)
スキー スケート スノボーに 雪合戦
冬の冷たい川の水に浸かって 染めの布を洗っている風景もTVで
見たことがあります。
そして 紙を作ること(紙漉き)も 寒~い冬に行われるんです。
「なんで わざわざ寒い冬にぃ~」
「水を使うから 夏の方が気持ちいいのに~」
と思っていましたが・・・
ちゃんと理由がありました
今回は 数年前の紙作り体験から
「紙がどうやってできるのか」をご紹介します
この紙作りとは 古くから日本で作られていた和紙作り!!
ちなみに 洋紙と和紙の違いって何でしょうか?
厳密な定義はないのですが 産地 材料 手漉きの場合は漉き方など。
そして大きな違いは 繊維の長さだと言われています。
材料の違いから 一般に洋紙の繊維は短く 和紙の繊維は長いのです。
和紙の材料の代表は 楮(こうぞ) 三椏(みつまた) 雁皮(がんぴ)。
いずれも落葉の低木。
まずは 木を切るところから 紙作りの体験のはじまりぃ~
小さなのこぎりでも 簡単に切れました。
でも いっぱい取らなくちゃ!!
和紙の材料で 最も多く使われているのは 楮(こうぞ)。
栽培がしやすく その皮の繊維は太くて強い。
(繊維って 皮から取るんですよ~)
また 長さも麻に次いで長いため 繊維が絡み合う性質が強く
粘りのある 強く揉んでも丈夫な紙になるのだそうです。
大きな釜に入れて
2~3時間 蒸します。
しばし 時間がかかりますので
お待ちください
紙漉きを見にいきました。
埼玉・小川町にはアジア各地の紙を集めた
小さな博物館があったような・・・。
昨年、小宅では三椏を観賞用に植えました。
今小さな花を咲かせています。
挿し木をして増やしたいのですがヒマナシで叶わず。
なお、小川町では江戸の町から回収された古紙も利用し、
紙に「髪」が混じっていることもあったという・・・。
江戸時代はリサイクル社会の鏡。
偽装する必要もない自然体の循環型社会だったのでしょうね。
コメントありがとうございます。 お久しぶりですねえ~!
私も 日本全国の和紙の産地を見に行ってみたいなあと
思っています。
幸いなことに!?「和紙あるところに 綺麗な川ありぃ♪」
ちょうど次のブログに 三椏の花を載せたいと思ってました。
可愛い花ですよね。 庭で咲いたら良いなあ。
「紙」は 折ったり包んだり いろんな形に変わるっていう点でも
リサイクルなのかな。 「紙」ってスゴイ!!