2010年06月22日
100万人のキャンドルナイト
今日は 旧暦では5月10日 夏至
北半球では 1年で最も昼が長く 夜の短い日です。
昼間が長いってことは 太陽が恵みの光をいっぱい地球に注いでくれた日。
今日の夕焼けは 空が茜色に染まって とっても綺麗でしたねえ
そんな短い夏の夜には 「でんきを消して、スローな夜を」
という呼びかけのもと 2003年から始まった運動が
”100万人のキャンドルナイト”
皆さんは もう参加されていますか?
米ブッシュ大統領の政策に反対し カナダで行われた「自主停電運動」です。
この運動をみて 日本でもやってみよう!と始められたのが
明治学院大学教授の 辻 真一さんでした。
辻さんは 環境問題をテーマに活動する「ナマケモノ倶楽部」というNPOを作った方です。
普段の暮らしをしながらも
過剰な電飾の明かりにまみれた日常から
少しだけ 自然の光だけで過ごしてみる。
電気の明かりを 少し落としてみる。
ろうそくの灯りを燈してみる。
そして この時間をどういう風に過ごすかは
あなた次第!なのです。
2010年6月20日~7月7日
夜の8時から10時。
毎日じゃなくても良い。 2時間だけ。
でんきを消してスローな夜を過ごしてみませんか?
そうそう 今週の土曜日26日は 満月ですよ。
満月の夜は 月の光(太陽かな!)の偉大さを感じたいですね。
晴れますように・・・
* * * * *
余談ですが・・・昨日 NHKの「課外授業 ようこそ先輩」を見ました。
辺境生物学者の長沼 毅さんの「生命の起源を旅しよう!」という授業でした。
「人間も他の生物も全ていなくなったとしても 地球は変わらずに太陽の周りを廻っている」
何だか 凄くドキッとしました。
今 この地球には 海の中にも石の中にも生命が満ち溢れているけれど
それって奇跡的なことなのだと感じました。
長沼さんは 地球は生命を生み出すことを選んだのだと仰いました。
そして子供たちに 「宇宙」の気持ちになって なぜこの地球に生命が生み出されたのかを
想像して書くという課題を与えます。
生きているって凄いな、地球って凄いなと深く感じた授業でした。